外壁塗装は素材選びから始まる

外壁塗装の耐久性は、一般的には10年と言われています。
ただこれは外壁や塗料の素材にもよるところがありますので、10年経たずに塗り替える場合もあります。塗装のタイミングは年数ではなく、外壁の状態によりますので日頃から気が付いた時に外壁のチェックはしておきましょう。外壁は常に紫外線に晒されていますので、紫外線による劣化は防ぐことが出来ません。外壁にヒビが入っていないか、塗料は色褪せていないか、コケや藻が発生したりしていないかなどを見るようにしてください。
また、塗装のタイミングは季節も大いに関係してきます。一番塗装に適していると言われる季節は春と秋です。これは気候に関係しており、どちらも空気が乾燥している季節なので、塗料が乾きやすい為、この季節に塗装を依頼される方が多いと言われています。
ただ、春と秋に塗装依頼が多いということは、それだけ塗装会社も忙しく中々予約が取りにくいという難点もあります。
空気が乾燥しているという点では冬も塗装には適しているといえますし、年末の大掃除と一緒に外壁も綺麗にしたいという方々も少なくない為、まだ積雪の少ない12月頃も割と人気があるようです。また、夏も日照時間が長く気温も高い為塗料は乾きやすいと言えます。
しかし全体的なことを見れば、夏は湿気も気温も高く雨も多い為、塗装が出来る日というのは意外と少なめになります。冬は日照時間が短い為作業時間も短くなり工期が長くなりがちです。
トータルで考えると、塗装に適している季節は春と秋で塗替えのタイミングは外壁の状態次第ということになるのではないでしょうか。